石垣島学 その①
八重山や石垣島、宮古諸島、もちろん沖縄県全体(旧琉球国は与那国島から奄美大島まで広がっていた)には、大和(本土)では見られない風習や行事はたくさんあります。琉球は、東南アジア、台湾、中国、朝鮮半島や日本の間にあって、それぞれの地域から影響を受けながら、独自の文化が発達してきました。今後、珍しいあるいは面白い風習をこの便りを通して、ご紹介していきたいと思います。
第一回目は「シマフサラシ」の話です。
昔、集落を魔物から守るために、集落の各入り口に馬の血をつけた縄を吊るして、その血の腐った臭いで魔物が来ないよう結界(バリアー)を立てていたそうです。それに、袋に塩を入れて縄からぶら下げていました。当時、貧しい生活をしているなか、馬一頭を奉げてその貴重な肉を、小学生たちに分けていました(一石二鳥)。白保集落では戦後、その儀式がなくなりましたが、数年前に復活し、最近では、白保や川平で「シマフサラシ」の儀式を毎年行っています。白保の場合、道路を横断する電線と同じくらいの高さで(市街から行くと390号線を走って集落に入る手前、集落を出るところ〔白保給油所をすぎたところ〕や白保郵便局の道を山側に行く途中)に吊るしてあります。これがあると、これから1年間白保集落が平和でありそうですね。。。 byやいまバル
|
|